日光市を起点に周辺から遠方まで足を運ぶ
栃木県日光市川室862-3。ここを起点に、栃木山林相続地管理センターは相続地の現況確認へ出向いています。日光市と宇都宮市を中心とした周辺地域が主な守備範囲で、山あいの土地が多い土地柄もあり、車や重機が入れるかどうかの見極めには地の利が生きてきます。出張費を負担してもらう条件が折り合えば、県内にとどまらず全国からの依頼にも応じるため、栃木の実家を継いだが自分は遠方に住んでいる、という所有者からの相談も受けられます。
遠隔地の土地ほど、持ち主が現地を確かめる機会は少なくなりがちです。だからこそ、住まいから離れた山林の状態を代わりに見て回る役割には意味があります。県内の勝手を知る調査者が動くことで、初めての土地でも入り口の見当がつきやすく、確認の段取りが立てやすくなります。
上空と地上を併用して土地の輪郭をつかむ
現地では、ドローンの空撮と歩いての目視確認を併用します。木々が視界をふさぐ山林は、地上からでは全体像が読み取りにくいため、まず上空から敷地の形と進入経路のあたりをつけます。そのうえで足を運び、倒木の傾きや藪の深さ、隣地へはみ出した枝といった細部を確かめる二段構えです。天候や法規、周囲の状況でドローンを飛ばせない場合は、徒歩での確認を主にして進めます。
掲げているのは「見えない土地を判断できる未来へ」という理念です。最新の機材と現場を歩く目視を掛け合わせ、持ち主が土地の扱いを判断できる状態をつくることに軸が置かれています。機材だけに頼りきらず、最後は人の目で確かめる進め方が、条件の読みにくい山林には合っています。
確認できる項目と報告の受け取り方
標準現況確認では、進入路の有無、車両や重機の進入可否、草木の繁茂、倒木や危険木、不法投棄、水たまりや排水の様子、隣接地への越境までを一通り見て回ります。作業は土地1か所を60分以内、料金は9,800円で、原則24時間以内に写真20〜40枚と短い動画、簡易レポートが手元へ返ってくる流れです。周辺の住民へ通行状況や過去の浸水・不法投棄などを尋ねたい場合は、6,600円の周辺環境ヒアリングと組み合わせられ、最大60分・訪問3軒までが目安になっています。
個人的に良いと感じたのは、報告が映像と文書の両方で残る点です。口頭の説明では流れてしまう情報も、手元にデータがあれば家族や専門家と一緒に見返しながら相談できます。
相談の入り口と発信でつかむ事前の手応え
連絡はLINEの無料相談や問い合わせフォーム、050-6869-3646の電話から入れます。電話は朝8時から夜20時までつながり、定休日は設けていないので、平日に動きにくい所有者でもタイミングを合わせやすくなっています。初回の相談には費用がかからないため、まず土地の位置と気になっている点を伝え、そこから依頼を判断できます。実際の調査の様子や土地に関する知識はブログやコラムで随時発信されており、依頼前に雰囲気を確かめる手掛かりになります。相続した土地の場所自体があいまいなケースでも、分かる範囲の情報から一緒に位置の手掛かりを探していけます。


