長い時間軸で建物を捉える施工哲学
鉄筋工事は、建物が完成するとコンクリートの中に隠れて外からは見えなくなる。けれど、その見えない部分が建物の強さと安全を支え、人々の暮らしや命を守っている。原鉄筋工業株式会社は、10年先、50年先も安心して使われる建物をつくるために、一本一本の鉄筋に責任を持つことを施工の前提に据えている。
地震や災害に強い構造を長期にわたって支えることを使命とし、目先の利益だけを追う仕事の仕方を取らない。図面通りの正確な施工、歪みのない配筋、工程ごとの丁寧な確認を、誰の目にも触れにくい場所だからこそ徹底する。
対応する建物と仙台の拠点
マンション、商業施設、工場、公共施設、住宅基礎と、原鉄筋工業株式会社が骨組みを支える建物は幅広い。仙台市を拠点に、宮城県内の依頼へ対応している。事務所は宮城野区清水沼二丁目、加工場は同区扇町一丁目に置き、加工から組立まで自社の体制でこなす。
代表は原敏紀。営業時間は8時から17時で、日曜が定休となる。問い合わせや応募は直通090-2277-9937で受け付けている。
人としても成長できる組織を目指して
原鉄筋工業株式会社が目指すのは、技術を磨くだけでなく人としても成長できる組織だ。若手や未経験の方にも基礎から丁寧に教え、一人前の職人として長く活躍できるよう会社全体で支える。入社直後は現場の最前線で経験を積み、年齢を重ねてからは培った知識を別の役割で活かせる道筋がある。
取り巻くすべての人との絆を重んじ、取引先や地域社会、働く仲間から信頼される組織でありたいと語られていた。個人的には、施工の話と人材育成の話が同じ熱量で語られる点に、この会社の一貫した姿勢を感じた。


