三代続く大工の家系が手がける菊川の住まい
菊川市で生まれ育った代表・村瀬元志が率いる村瀬工務店は、三代目大工として地元に根を張りながら新築・リフォーム・大工工事を担っています。二級建築士、建築大工一級技能士、応急危険度判定士という三つの資格を併せ持ち、設計から施工まで自らの手で関わるスタイルが特徴です。地元の気候や土地の癖を体感として知る職人が直接担当することで、図面だけでは見えない判断が積み重なります。
営業は9時から18時まで、定休は日曜日。問い合わせは電話とFAXで受け付けており、支払いは銀行振込に対応しています。地元密着ゆえに現場までの移動が短く、不具合の連絡から訪問までのスピード感が違うという声が目立ちます。
ロゴに込めた「かすがい」という発想
社名やロゴに採用されているのは、木材同士を留める金物「かすがい」。これは人と人、住まいと暮らし手、そして家と次の世代をつなぐ存在でありたいという思いを象った意匠です。建物を建てて終わるのではなく、引き渡し後も施主の人生に並走する関係性を築くこと。それを家づくりの根幹に据えています。
「つなぐ」をテーマにした理念は、世代をまたいで使われる住宅をつくるという実務にもつながっています。正直、ロゴの由来を聞いたとき、ここまで施工の姿勢に直結している工務店は珍しいと感じました。
基本仕様と瑕疵保険で支える品質基盤
村瀬工務店が定める住宅基本仕様は、長年の現場経験を踏まえて構造から仕上げまで一貫した基準として整えられています。瑕疵保険にも加入しており、引き渡し後に想定外の事態が起きた際の備えも確保。代表自身が国家資格を持つ職人として現場に立つため、品質判断の責任所在が明確です。
応急危険度判定士の資格を活かし、災害時には地域の建物被害の判定にも関わる立場にあります。地元の防災面で頼られる職人が普段の家づくりを担っているという安心感は、菊川という土地ならではの価値かもしれません。
フィーリングを軸にしたオーダーメイド対応
「十人十色」を合言葉に、家族構成や暮らし方をじっくり聞き取りながら、一邸ごとに異なる住まいを組み立てていきます。既製のプランをあてはめるのではなく、施主の言葉から拾い上げた要望をかたちにしていく流れです。代表の村瀬が掲げるのは「何事も大事なことはフィーリング」という言葉。人と人の相性をまず確かめてほしいという考えが根底にあります。
そのため、初回の問い合わせ段階では契約を急がせず、代表自身の家づくりへの姿勢を知ってもらう時間を設けているそうです。納得した上で任せられるパートナーかを見極めてほしい、という当事者目線の運用が続いています。


