株式会社南雲製作所 | 昭和30年創業、鉄鋼加工で産業の礎を支え続ける群馬の専門企業

試験片切断・加工に特化した技術の蓄積

昭和30年の創業から現在まで、金属試験片の切断と加工を事業の核に据え続けてきた。設立から60年以上の歴史を持ち、大同特殊鋼株式会社という大手鉄鋼メーカーとの協力関係が事業の根幹を形成している。試験片とは製品の強度・組成を検証するためのサンプルで、この加工精度が素材の品質判定を左右する。渋川市内の自社拠点に加え、大同特殊鋼渋川工場の構内にも4つの専用施設を設けており、現場に密着した対応体制を整えている。
「知恵と努力で日々成長」という方針を会社として掲げており、技術の継承と進化を経営の中心に置いていることがわかる。60名のスタッフが各工程を分担し、一連の加工フローを切れ目なく動かしている。

渋川市内に広がる多拠点ネットワーク

本社(渋川市渋川2001-5)を起点に、総合事務所・機械加工工場・切断センターと市内に4拠点を展開している。さらに大同特殊鋼渋川工場内にも切断・加工・研磨・熱処理の各施設を置いており、工程ごとの専門対応が可能な体制だ。これだけの施設数を同一市内に集中させている理由は、輸送コストと加工時間の削減、そして品質管理の一元化にある。
試験片切断センターではサイズ・素材ごとに異なる切断条件への対応も行っており、加工の難易度が高い素材にも対応できる設備の充実が、大手との取引継続を支えている。

大同スターテクノとの製品加工も担う多角的な役割

試験片加工の枠を超え、大同スターテクノ株式会社の製品機械加工も機械加工工場で手がけている。旋盤を中心とした切削加工技術を製品加工にも応用することで、一社内での技術の幅を広げてきた。王子製鉄・古河キャステックといった製鉄・鋳造系大手企業との取引も継続しており、試験片加工における品質の評価が取引先の拡張につながっている。
個人的に印象に残ったのは、取引先企業の品質保証部門・試験検査部門が発注元として名前を連ねている点だ。品質に最も厳しい部署との取引が続いているという事実が、株式会社南雲製作所の加工精度への信頼を証明している。

正社員としての安定雇用と整備された待遇

全ての募集を正社員採用としており、契約社員や派遣といった雇用形態は設けていない。通勤手当(月額上限15,000円の実費支給)、精皆勤手当(2,500〜7,000円)に加え配偶者手当も用意されており、継続して働く人材への還元が手当の構造に反映されている。残業は月平均15時間程度に管理されており、長期就業を前提とした働き方の設計が見える。
冷暖房完備・粉塵リスク少・重労働少という環境面の情報が採用サイトで明示されており、製造業を敬遠しがちな人への情報提供を意識した姿勢が評価されているという声が目立つ。

渋川市 製造

ビジネス名
株式会社南雲製作所
住所
〒377-0008
群馬県渋川市渋川2001-5
アクセス
東町停留所から歩いて2分ほど
TEL
0279-23-7884
FAX
営業時間
定休日
URL
https://nagumo-seisakujo.com