海運から運送、そして不動産へ
不動産アイルの成り立ちは、少し変わっています。代表の横山奈津紀の祖父はもともと船乗りで、海運業を興したのち陸に上がって運送業を始めた――その流れの先に、いまの不動産業があります。設立は昭和40年10月。祖父から父、そして横山奈津紀へと三代にわたって受け継がれ、事業の形を変えながら淡路島とともに歩んできました。すべては人との繋がりのおかげだと祖父はよく話していたと、代表メッセージに書かれています。運営は株式会社ツーワン、従業員は9名という体制です。
淡路市志筑に構える事務所
事務所があるのは兵庫県淡路市志筑3111−15。志筑バス停留所から歩いておよそ1分の場所で、車で来る人のために駐車場も用意しています。営業時間は9時から18時、定休日は不定休です。資本金は1,000万円、取引銀行は淡路信用金庫、淡陽信用組合、みなと銀行、徳島大正銀行の4行。地域の金融機関と長く関係を築いてきたことが、島に根ざした会社であることを物語ります。
島の風土を読み込んだ査定
淡路市周辺を対象エリアとしてきた会社として、地図だけではわからない気候や生活環境の特性まで踏まえて査定にあたります。日当たりや間取りはもちろん、水まわりの状態や長く維持されてきた住まいならではの良さまで目を通し、市場の動きも見ながら価格を組み立てます。オーナーには価格の根拠や売却の見通し、必要書類や諸費用まで順を追って伝え、複数の見立てを並べて示します。個人的には、物件単体ではなく周辺環境ごと価値を描くこの読み筋に、長く地元にいる会社ならではの厚みを感じました。査定は無料で、簡易査定と現地査定の両方に対応しています。
相続に強い布陣
相続がからむ相談にも、社内の体制で応じられます。経理を長く担ってきた横山由加里は相続診断士の資格を持ち、実家を受け継いだものの使う予定がない、長く空いたままの古民家をどうするか、といった悩みに向き合います。名義の変更や権利関係の疑問も、状況を一つずつ整理しながら道筋を示すのが基本です。分割や売却、活用といった選択肢を並べ、持ち主の意向を汲みながら、心が軽くなる選び方を一緒に探します。


