木造の特性と和の設計思想——その両方を扱える事務所
断熱性の高さ、湿度の自然調整、設計の自由度——日本の伝統的な木造建築が持つこれらの特性は、現代の住宅にも十分有効だとN.DESIGNLABO二級建築士事務所は考えている。西洋風建築が標準になる中で、伝統的な木造建築の手法を引き継ぐことを目的に開所したという背景を持つ事務所だ。和の趣と現代の暮らしやすさを融合させる設計がコンセプトの中心にあり、中庭のある家・平屋・コの字型の家などの間取りを得意とする。
デザインから構造計算・各種申請まで一貫して担える体制は、滋賀エリアでも希少だとサイトに説明されている。担当が分かれることで生じる情報の齟齬や調整コストを省けるのが、この一貫対応の実際の利点だ。
店舗・オフィス設計にも応用される木造の視点
N.DESIGNLABO二級建築士事務所の設計対象は住宅だけではない。店舗設計では、訪れる人への空間の印象と働くスタッフの動線を両立させることを重視し、小規模案件にも丁寧に対応するとしている。オフィスでは、機能性とデザイン性を組み合わせた「長く使い続けられる空間」の提案を基本方針に置く。住宅設計で培った木造・和の設計ノウハウを、居住以外の空間にも応用できるのがこの事務所の守備範囲の広さだ。
対応エリアは滋賀県を拠点にしながら近畿地方を中心として全国各地に対応可能。初回の相談・ヒアリングは無料で、「どこに相談すればよいか分からない」という段階からの問い合わせも歓迎している。
リノベーション相談は無料——物件探しの段階から動ける
リノベーションの初回相談・ヒアリングは無料で受け付けている。中古住宅を購入してリノベーションするケースでは、物件探しの段階から相談することで「リノベーションに適した物件かどうか」のアドバイスも得られる。既存の構造を把握した上でデザインを考えるリノベーションは、設計と構造計算を一体で担える体制が特に力を発揮する場面だとN.DESIGNLABO二級建築士事務所は説明している。古い梁を活かした設計や木造の特性を生かした改修提案もここから生まれる。
リフォームとの違いも同社は整理して伝えている。老朽化箇所を元の状態に戻すのがリフォームで、暮らし方に合わせて空間の価値を高める改修がリノベーション——という区別を踏まえた上で提案を進めるスタンスだ。
24時間サポートと個人事務所の距離感——利用者が感じること
「個人設計事務所ならではの柔軟かつ寄り添ったやり取りを重視し、休日を含む24時間体制でのサポートに努めている」という言葉がコンセプトページにある。「依頼して本当に良かった」「親身になって話を聞いてくれた」という声が届いているのは、この姿勢が実際の対応に反映されているからだろう。正直、24時間対応まで打ち出す個人設計事務所はそう多くないと思う。
拠点は名神高速道路大津ICから車でアクセスしやすい滋賀県大津市関津。木造住宅・和風建築の豆知識やお手入れのコツをコラムで継続的に発信しており、相談前から設計への考え方を知っておきたい人にも参照できる情報を届けている。

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