有限会社早川運輸|笛吹市発、誠実な運送を半世紀にわたり

「任せて安心」を50年かけて築いてきた

1975年、山梨県で産声を上げた有限会社早川運輸は、今年で設立50周年を迎えた。食料品・建築資材・機械・精密機器と取り扱う貨物は多岐にわたり、関東一円から中部・東海方面まで配送実績を重ねてきた。大型・中型・小型を合わせた38台の保有車両と38名のスタッフが、スポット便・チャーター便・定期便・長距離配送の各サービスを日々支えている。
代表取締役の早川禮史氏は「お客様とスタッフの支えがあってこその50年」と話す。その言葉通り、2025年度の重大事故発生件数はゼロで、行政処分の履歴もない。長年の取引が続く理由を問われると「荷物が毎回きれいに届く」「急ぎでも話を聞いてくれる」という声が返ってくるという。

機能別に選べる車両と、細かい要望に応える柔軟さ

防水・防犯機能を兼ね備えたウイング車、昇降装置でスムーズな積み下ろしを実現するゲート車、エアサスペンションで振動を抑える4tWエアサス車——有限会社早川運輸の車両構成は、現場の多様なニーズを想定して組まれている。「天候に左右されないようにしてほしい」「振動を与えてほしくない」といった要望も、車両の選択と組み合わせることで対応できる。温度管理が不要な一般貨物であれば、サイズを問わずまずは相談を受け付けている。
個人的には、ウイング車14台・ゲート車系統も複数台という車両構成の厚みが、対応力の幅に直結している点に感心した。24時間365日・時間指定可・前日受け付けOKという受け付け条件の設定も、依頼する側の心理的ハードルを下げることを意識した設計に見える。台数の制限がないため、大口の法人案件でも打診しやすい。

年度計画で回す安全管理——スローガンに終わらせない仕組み

「安全はすべてに優先!安全意識に横着なし!!」という方針は、毎朝の点呼時に意識付けとして読み上げられるだけでなく、年度目標と実施計画として具体的に文書化されている。チームごとの事故・違反状況を定期報告する会議、ヒヤリハット情報をもとにした教育研修、セイフティードライブチャレンジ123への参加——これらが毎年の安全活動として計画に盛り込まれている。
プロによる安全運転教育12項目の完全実施も毎年の課題として設定されており、社長が直接行う上下半期の内部チェックでその進捗が確認される。2026年3月に取得した健康経営優良法人2026(中小規模法人部門)の認証は、ドライバーの健康管理にまで安全への意識が及んでいることを示す外部評価だ。

アドブルー販売とDPF洗浄——輸送の知識を事業に変える

エコツーライト(AdBlue)の正規販売代理店として、排ガスに含まれる有害なNOxを分解するための高品質な尿素水を提供している。バス・トラック・重機などの排気ガス浄化に使われるこの製品は、不純物をできる限り除去した品質で製造・供給されている。さらに、煤やアッシュで詰まったDPFマフラーを専用洗浄剤と洗浄機で洗う「DP Cleanシステム」も手がけており、排気系の不具合に対応するワンストップの窓口として機能しつつある。
長年の輸送業務で蓄積した車両知識が、こうした周辺サービスの開発につながっている。協力会社の募集も同時進行で進めており、空車時間を有効活用したい運送会社との連携を広げている。山梨を軸にしながら、事業の輪郭は少しずつ外側へと広がっている。

山梨 運送

ビジネス名
有限会社早川運輸
住所
〒405-0065
山梨県笛吹市一宮町新巻516
アクセス
TEL
0553-47-0162
FAX
営業時間
8:30~17:30
定休日
日曜日・祝日
URL
https://hayakawa-unyu.co.jp